3月4日(日)横浜北YMCAサッカークラブU-10の選手がKPMGカップ ブラインドサッカークラブチーム選手権2018決勝戦のエスコートキッズとして参加いたしました。
当日はエスコートキッズだけでなく、ブラインドサッカー協会の皆様のご好意によりブラインドサッカー体験もさせていただきました。
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実際の選手と同じようにアイマスクをつけいざチャレンジ! |
完全に周りが見えなくなってしまうので、普段なら簡単にできることも、この状況だととても難しくなってしまいます。
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仲間が声をかけてどこにボールがあるのか伝えています! |
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マスクをしながらキック! |
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あと少し! |
ブラインドサッカーではボールを転がすと音が出る特別なボールを使ってどこにボールがあるかを把握します。
また監督やゴール裏にいるガイド(コーラー)と呼ばれる人たちの指示によって今の自分の位置やゴールがどの場所にあるかなどを把握します。
体験会後に子どもたちに感想を聞くと
「周りが見えないだけで簡単にできることも難しくなってしまった」
「見えないからこそいっぱい声を出さないと自分の思っていることを伝えられない」
などの声が返ってきていました。
視覚が無くなることを体験し、声(音)、正しい言葉の重要性を理解したのではないでしょうか?
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選手入場! |
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しっかりとエスコートはできたかな? |
緊張しながらも無事に役割を終えることができました。
いよいよ試合観戦の時間です!
ブラインドサッカーは音(声)がとても重要になってくるスポーツなのでプレー中は静かに観戦しなければなりません。観戦者がうるさくしているとガイド(コーラー)の指示が選手に聞こえなくなってしまいます。
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間近で観戦させてもらいました!観戦マナーは守れたかな? |
間近で見た選手たちのプレーは1プレイ1プレイとても迫力があり、子どもたちも圧倒されるほどのプレーの連続でした!
試合も後半終了間際に劇的な決勝点が入るなど大接戦となりました。
今回、日本ブラインドサッカー協会の皆様のご厚意により、エスコートキッズと体験会に参加させていただきました。ありがとうございました。
選手たちは普段のサッカーとは違った環境の中で、自分たちの大好きなサッカーを行い、楽しいということ以外にも色々なことを感じてくれたのではないでしょうか。
目が見える見えないで特別視するのではなく、当たり前のように一緒になってスポーツを楽しみ、生活をしてく。そういう環境を私たち大人が社会全体で作っていくのが大切ですね。
もうすぐ平昌冬季パラリンピックが開催され、2020年にも東京パラリンピックが開催されます。今回の体験をきっかけにパラスポーツの理解も深まってくれればと思います。
なお横浜北YMCAサッカークラブでは随時無料体験を実施しています。
ご質問等がございましたらお気軽にサッカー担当の内田までご連絡ください。
http://www.yokohamaymca.org/wellness/children/gv_entries/index.html
ご質問等がございましたらお気軽にサッカー担当の内田までご連絡ください。
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横浜北YMCAサッカー担当 内田 暁也