2017年11月27日月曜日

アウトドアトライキャンプ報告

【横浜北YMCA・発達教育支援 アウトドアトライ活動のご報告】


11月25日(土)~26日(日)、横浜北YMCAではアウトドアトライ11月活動「しんかんせんにのろう!
」を実施しました。
アウトドアトライは、友だちとのコミュニケーションが苦手、初めてのことは不安・・・などといった
子どもたちのための野外活動のプログラムです。今回の活動は、1泊2日で富士山YMCAにてキャンプを行いました。


新横浜駅に集合し、キャンプの予定と新幹線の中での過ごし方を確認してから、お待ちかねの新幹線に乗車し、新富士駅まで向かいます。新幹線の中では、初めて会うリーダーや友だちとお話をしたり、外の景色に夢中になっていたり・・・思い思いの時間をそれぞれ過ごしていました。

富士山YMCAに到着をし、アイスブレイクを行い、グループで活動をしたあとはねじりパンを作りました!なかなか固まらなかったり、棒につかなかったり悪戦苦闘しながら作ったねじりパンはグループのみんなで分け合って、「おいしいね」と嬉しそうに友だちと食べていました。
その後のグループタイムでは、すすきの迷路に行ったり、シャボン玉をしたり、ハンモックで遊んだり・・・とそれぞれのグループで暗くなるまで仲良く遊びまわる様子が見られました。

すすきの中をぐんぐん進みます

アウトドアトライキャンプの約束は、「グループの友だちと一緒に行動する」「友だちとなかよくする」「自分のことは自分でやる」でした。参加した子どもたちは、1日目にはできなかった、「みんなが終わるまで待つこと」「自分の分が終わったら、友だちの分も手伝う」などの行動ができている姿が2日目にはありました。1泊2日という短い期間でしたが、1日目よりもさらに成長していることを感じることができました。
発達に課題のある子どもたちは、自分の興味のあることだけに偏りがでたり、友だちとのやりとりが難しかったり、とグループでの活動が苦手な子が多いです。この、アウトドアトライではたくさんのことを経験する機会を設け、様々なことに挑戦するきっかけを作っていきたいと思います。
また、友だちやリーダーとの関わりを通して、グループでの活動の難しさ、そして楽しさを伝えられたらと思います。