2017年8月25日金曜日

山岳民族の方々と過ごして

 横浜YMCAでは、ボランティアinタイプログラムを実施しています。
このプログラムは、タイのAIDS支援施設、人身売買保護施設へ赴き、そこで暮らす子どもたちと交流を行うことと、タイを取り巻く環境や社会問題に触れ、それぞれが何を学び、それを日本へ持ち帰りどう行動していくかが目的となります。

 8/22〜8/24の3日間、タイ山岳部の少数民族の村にホームステイを行いました。
この村は私たちが宿泊しているパヤオセンターから2時間ほどの山奥に位置しています。総人口が130人ほどで、電波も一部にしか通っておらず、村の方々は米や果物を栽培して生計を立てています。
この村にて、私たちは村の方々と交流をしたり、実際の米を栽培している畑を見たり、様々な体験をしました。

 
この村での生活をしていく中で、人の温かさ、心の豊かさというものを改めて考えさせられました。この村は日本と比べ、物資や電気等の生活の豊かさは劣っているかもしれません。しかし、村人全体での結束や、家族を超えた交流、私たち日本人への心温まる歓迎など、山岳民族の方々の持つ心の豊かさに触れることができました。
この心の豊かさは、日本や世界においても忘れられかけているかもしれません。最も大切なものは、物の豊かさではなく、心の豊かさなのではないかと感じる3日間でした。

私たちYMCAのプログラムでも来館される方々全員に温かい対応を心がけていきたいと思います。

残りは4日間となります。事故無くタイでの生活を楽しみたいと思います。

(横浜YMCA 小田切勇真)