2017年8月20日日曜日

人身売買保護施設での勉強会

横浜YMCAでは、ボランティアinタイプログラムを実施しています。
このプログラムは、タイのAIDS支援施設、人身売買保護施設へ赴き、そこで暮らす子どもたちと交流を行うことと、タイを取り巻く環境や社会問題に触れ、それぞれが何を学び、それを日本へ持ち帰りどう行動していくかが目的となります。

本日はタイに到着し、3日目となりました。パヤオ県の人身売買保護施設、パヤオセンターに宿泊し、子どもたちと交流をしています。
パヤオセンターの子どもたちは、私たち横浜YMCAの参加者を温かい笑顔で歓迎してくれました。子どもたちとは、ゲームや食事を通しての交流を行なっています。どんなことでも全力で楽しむ子どもたちを見て、私たちも緊張が解け、とても楽しく過ごすことができています。

また、人身売買についての勉強会も実施しました。人身売買とは何なのか、どういう行為や形態があり、それに対しどういう対策があるか、自分たちが何を感じたかを話し合いました。日本で暮らしているだけでは、人身売買に触れる機会はないと思います。しかし、世界では実際に利益や欲求の為だけに売られていく人々がたくさんおり、私たち日本人にも無関係な話ではないことを痛感しました。
人身売買について学んだことを、日本に持ち帰り、どう行動するか、どう伝えていくかがこれからの私たちの課題だと思います。

残りは8日間。何よりも、子どもたちと楽しく過ごしていきたいと思います。

                                  (横浜北YMCA 小田切勇真)