2015年10月7日水曜日

心も身体もリフレッシュ!

横浜北YMCA震災支援・いわきリフレッシュキャンプ(保養キャンプ)のご報告

9月19日(土)~23日(水)、横浜北YMCAでは福島県いわき市の児童養護施設の子どもたちを三浦に招いたリフレッシュキャンプ(保養キャンプ)を行いました。特定非営利活動法人CWS Japanからの支援を受け、YMCA三浦ふれあいの村にて4泊5日で実施しました。
 福島では、現在も外遊びの制限により、学校の運動会なども短縮になっており、子どもたちは外で思いっきり遊ぶ経験がほとんどありません。今回のキャンプでは、シーカヤックやいかだ体験、磯遊びなど、さまざまなアクティビティに挑戦しました。普段あまり見ることのない穏やかな海での遊びに、満面の笑みがこぼれます。時間を忘れて、何度も海に向かう姿を見ることができました。海で遊ぶ前には、ウォーターセーフティ(水上安全)についても学ぶ時間を作りました。




夜にはBBQやキャンプファイヤー、ナイトハイクなどリーダーたちとたくさんの楽しい時間を過ごすことができました。
リーダー達からはみんなへ、“一歩踏み出す勇気”について話をしました。誰だって初めてのことはたくさんあります。初めてのことに挑戦するときは、不安な気持ち・怖い気持ちになります。しかし、逃げてしまうのではなく、一歩踏み出してみることで、その先には素晴らしいものが待っているかもしれません。もちろん必ずしも成功するとは限りませんが、失敗したときには助けてくれる仲間がいることに気付くこともできます。そして、最後には自分の大きな成長を感じることができます。そんな話を子どもたちは真剣な表情で聞いてくれました。“一歩踏み出す勇気”子どもも大人も誰にでも必要なことですね。


楽しかった5日間、最終日には子どもたちからたくさんの素敵な感想を聞くことができました。
「今までで一番楽しかった!」
「リーダーから勇気をもらった!」
 帰りには、「またどこかで会おうね!」と約束をして笑顔で手を振りました。

震災から4年半。
あの日を忘れることなく、これからも私たちにできることは何かを考えていきます。

(横浜北YMCA 尾原萌子)