2017年4月30日日曜日

積極的にチャレンジする姿勢


【運動の苦手な子どもたちのためのサッカークラス・トライシュート実施のご報告】
 
 2017年4月30
日(日)、鴨居にあるSFIDA sports parkにおいて運動の苦手な子どもたちのためのサッカーイベント「トライシュート」を実施しました。
今年度初の実施となり、今回は総勢20名の子どもたちが参加してくれました。
クラスの流れを伝えた後、練習では、「聞く時間」「見る時間」「行動する時間」の3つに分けて進めることを確認しました。準備体操やジョギング、ウォーミングアップをした後、シュートの練習を行いました。最後には、試合も行います。

幼児クラスでは、運動することを好きになること、ボールを使うことを楽しむことを大切に行います。ボールコントロールの練習、シュート練習をし、最後には保護者の方を交えてゲームをし、ひたすらゴールに向かって蹴り、シュートをする楽しさを味わいました。

小学生クラスの試合では、何度も行うことで上手になり、試合らしくなってきました。ですが、ディフェンスも上手なので、なかなかシュートが入りません。子どもたちはあきらめずに何度も何度もシュートを果敢にチャレンジする姿勢が見られました。
狙いを定めて・・・
流れてくるボールを追いかけてシュート!

最後のふりかえりでは、“大切なのはシュートが入ることよりも最後までやりきること”と伝えるとみんな真剣な表情で聞いてくれ、「そうだね!」と答えてくれました。

グループでの活動が苦手であったり、運動自体が苦手な子どもたちにとって新しいスポーツに参加したりすることは勇気のいることです。また、学校などで大きな集団の中では、なかなかボールを触れない子どもたちもいます。このクラスが、彼らにとって楽しい時間となり、少しでも“サッカーは楽しいもの”、“またやりたい”と思ってもらえるように、上手にできたと自信をつけてもらえることを目標に今後も継続をしていきます。
 
(横浜北YMCA 生涯教育部)
前橋 あかね