2017年1月16日月曜日

大切なことはシュートにチャレンジすること!

【運動の苦手な子どもたちのためのサッカークラス・トライシュート実施のご報告】
 2017115日(日)、鴨居にあるSFIDA sports parkにおいて運動の苦手な子どもたちのためのサッカーイベント「トライシュート」を実施しました。今年度4回目の実施となり、今回はいつもと場所を変えてフットサルコートで行いました。今回は9名の子どもたちが参加してくれました。
 クラスの流れを伝えた後、練習では「聞く時間」「見る時間」「行う時間」の3つに分けて進めることを確認しました。その後は、準備体操、ジョギング、ウォーミングアップとボールを持たないトレーニングが続きます。コーンをくぐって、ジャンプし、ボールを蹴る等さまざまな動きの練習も行いました。その後は、シュート練習をし、最後には保護者の方も交えて試合の練習です。
幼児クラスでは、運動することを好きになること、ボールを使うことを楽しむことを大切に行います。最後の試合では、ひたすらゴールに向かって蹴り、シュートをする楽しさを味わいます。小学生クラスの試合では、何度も行うことで上手になり、試合らしくなってきました。ですが、ディフェンスも上手なので、なかなかシュートが入りません。しかし、子どもたちは諦めずに何度も何度もシュートをすることができました。最後のふりかえりで、“大切なのはシュートが入ることよりも何度もシュートにチャレンジすること”と伝えるとみんな「そうだね!」と答えてくれました。
グループでの活動が苦手であったり、運動自体が苦手な子どもたちにとって新しいスポーツに参加したりすることは勇気のいることです。また、学校などで大きな集団の中では、なかなかボールを触れない子どもたちもいます。このクラスが、彼らにとって楽しい時間となり、少しでも“サッカーは楽しいもの”、“またやりたい”と思ってもらえるように、上手にできたと自信をつけてもらえることを目標に今後も継続をしていきます。
(横浜北YMCA 尾原萌子)