2016年5月14日土曜日

相談できる力を

【横浜北YMCA】発達障がい支援プログラム・トライアングルクラスのご報告

横浜北YMCAで行っているトライアングルクラスでは、毎週のクラスでリーダー(YMCAでは指導者のことをリーダーと呼んでいます。)の質問に答える練習やその日あったことをまとめて話す練習を行っています。


幼児さんのクラスでは、「〇〇と△△はどちらが好きですか?」という質問をして、みんなの前で発表する練習をしています。自分の答えを正しく伝えられるように、答え方を教えて上手に言えるように進めています。

小学生のクラスでは、その日にあったことを思い出し、適切な長さでみんなへ話す練習をしています。学校であったことやお家でしたことを思い出し、文章を組み立てて話します。頭の中で文章をつくることが難しいお子さまには写真のようなひながたを使い、四角の中を埋めながら文章を完成させます。

話すスキルも大切ですが、聞いている人のマナーも大切です。相手の話を聞くときはどこを見る?等も確認しながら、進めています。うまくまとめて言うことができ、相手に伝わると自信につながりますね。

また、何か嫌なことなどがあったときに相談することができる力も育てています。嫌なことがあったときに抱え込んで我慢するのではなく、誰かに「今日こんなことがあってさ…」と少し話すだけで楽になることもあります。相談できることは大切なスキルです。

 横浜北YMCAでは、困難を抱える子どもたちに対し、より多くのサポートができるようプログラムを企画しています。トライアングルクラスの詳細につきましては、お気軽に横浜北YMCAまでお問い合わせください。

(横浜北YMCA 尾原萌子)