6/13(土)~14(日)相模原緑区青根キャンプ場にて1泊2日のキャンプを行ないました。活動の内容は『防災キャンプ』。「いざという時に、自分の身を守り、生きる力を養う!」と思いを込め、着衣泳、テント立て、野外炊事を子どもたちが主体となり取り組みました。キャンプ場は、道志川沿いにある緑豊かな立地で、普段過ごしている街中の暑さと比べ、日差しがあたたく、風が涼しく過ごしやすい環境でした。
キャンプ場に到着し、みんなでお昼ご飯。森の中ということもあり、様々な虫を発見し、ご飯に集中できない子どもたち。大きなアリの行列、見たこともないカラフルなクモ、芋虫など自然の豊かさを感じていました。
うわっ!?イモムシ!! |
最初のプログラムは、レジャーシーズンの水難事故に向けて、川での着衣泳体験。服を着たまま水へ入ることや深さが急に変わる底、大小の石が転がっている足場が悪い本格的な川での着衣泳は、プールと異なり、子どもたちにとって、多少の怖さはあったと思いますが、貴重な体験でした。
着衣泳体験! |
手はなさないで~ |
もちろん寝るテントも自分たちで作りました。頼れるリーダーと共に足場を組み立て、お友だちと協力して、大きな石を使いペグを打ち込んでいました。出来上がると自分たちの基地のように、中に入って喜んでいました。
テント立て!ヨイショッ!! |
マイホ~ム♪ |
そして、ごはんも自分たちで作ります!何をつくるかは未定!用意されている食材を用い、グループで話し合い何を作るかを決めました。キャンプと言えばカレーライス!を作るグループもいれば、味噌と豆腐を絡めてチャーハンを作るグループも!?また、火起こし組は、火をつける段階から苦戦。どうすればつくのかをみんなで考えながら、火を起こしていきました。いざ、火がつくと、火を育てるため、一生懸命フーフーと吹き込む子どもたち。おかげで顔は炭で真っ黒に。長い時間をかけたごはんはおいしく、他のグループに自分たちのご飯を売り込む姿も。
もえろ~もえろ~ |
おいしくできました~☆ |
普段の生活から離れ、自分のことは自分でする!ということは、とても大変なことだったと思います。ただ、親元からも離れて過ごしたこの二日間はとても、子どもたちを大きくしたのではないしょうか。お友だちとたくさんはなし、あそび、時には助け合い、慰め合い。多くの素敵な場面を見ることができました。
アウトドアクラブでは、毎月の活動を通して、お友だちへの思いやり、自主性を育んでいきたいと考えています。7月の活動は『伝統工芸』を予定しております。毎月体験も行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
日常から離れて一緒に楽しもう!!
(横浜北YMCA アウトドアクラブ 田北 孝紀)