2021年6月20日日曜日

命を守り、育むために

横浜北YMCA:ウォーターセーフティデイのご報告

横浜YMCAでは、6月~9月の期間中、ウォーターセーフティキャンペーンを実施しております。夏になるにつれ、海や川など水辺へ行く機会が増えていく中で、万一服を着て水に落ちてしまった際、どう行動すれば自身の命を守ることができるかを学んでいきます。本日6/20(日)はYMCA一斉で、水上安全の日と設定をしており、ウォーターセーフティデイとして、「25mチャレンジ」、「着衣泳体験」を実施いたしました。

25mチャレンジでは、自力または支持物を持ち、25mを泳ぐ力をつける講習会となります。講習会内では、最初に泳げることは万一の際自分の命を守ることができるということをお伝えし、練習へと移っていきました。

泳いだことのあるお子様は、支持物を無しで泳ぐ練習を、泳ぐことに慣れていないお子さまは、ビート板を持ち、顔を出し呼吸のできる状態でバタ足で進む練習をしました。
泳ぐ距離が増える、または泳ぐ技術を身に着けることは、水に入った際に溺れずに、自身の命を守ることにつながります。ご参加されたお子さまは、息継ぎで泳ぐ練習をしたり、バタ足で遠くまで泳ぐ練習をしてくれました。最終的には泳げる距離も増え、楽しみながら終了することができました。

着衣泳講習では服を着て水に落ちてしまった際、どうすれば溺れずに自分の身を守ることができるかを学びました。
服を着て水に落ちてしまうと、服が水を吸い、非常に動きにくくなり、普段泳げる人でも溺れて命を落としてしまう可能性があります。万一服を着て水に落ちてしまった場合、泳ごうとせず「浮いて待つ」ということが大原則となります。


講習会内では、最初に水着と服を着た状態では、水に入るとどれくらい感覚が違うかということを体験しました。その後服を着た状態で浮いて待つ練習、バディを組みペットボトル(浮き具)を持って浮いて待つ練習を実施しました。


ご参加されたお子さまは、普段とは違う感覚に戸惑いながらも、浮いて待つことの大切さを学び、長く浮きながら命を守る方法を学んでくれました。

本プログラムで多くの方にご参加いただき、命を守る方法を学んでいただきました。YMCAでは、すべてに優先するかけがえのない命を守り育むことを目的に各プログラムを展開しております。ウォーターセーフティキャンペーンや、日々のプログラムで多くの方が健やかに成長し、日々を過ごしていただければ幸いです。

※YMCAでは、着衣泳や心肺蘇生法のやり方を動画でご紹介しております。ぜひご確認ください。

https://www.yokohamaymca.org/event/2021_bc_summer_watersafety/

(横浜北YMCA 小田切)