2021年6月22日火曜日

多くのスタッフと、命を守る技術を学びました。

 横浜北YMCA:CPR講習会のご報告

横浜YMCAでは、命を守り育む活動を年間を通して実施しております。本日はYMCAつるみ保育園の保育士の方々を対象としたCPR(心肺蘇生法)講習会を実施いたしました。

本日は2度目のつるみ保育園での講習会となりました。1度目とは違う保育士の方々を対象に、トレーニングを行いました。CPRは、心臓や呼吸が停止した人を見つけた際命を救うために必要な技術となります。YMCAでは多くの方がご来館され、活動をされていますが、万一の際スタッフ、リーダーがどう行動すればいいかを学びました。

ダミーを使用し、実際に心臓や呼吸が停止した方を想定し、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を実施しました。胸骨圧迫を行う際は、強く、速く、絶え間なく実施をする必要があります。体験された保育士の方々は、想像以上に強く圧迫をしなければいけないことに驚いていました。目安として、5cm胸が沈むように圧迫をする必要があります。これだけ強く圧迫をしなければいけないということを体験する機会にもなりました。

また、成人に対してのCPRのほか、幼児、乳児へのCPR法も実施しました。幼児、乳児は成人に比べ、溺水や窒息が原因で心肺停止をしてしまう可能性が高くなっています。ですので、成人に比べ、人工呼吸の重要性が高くなります。今回の講習では、幼児、乳児用人工呼吸器(バッグバブルマスク)も使用し、万一の際の実施方法を学びました。

傷病者を見つけた際、重要なことは焦らず、迅速に行動をしていくことです。迅速に、的確な救命処置を行えれば、命が助かる可能性はグンと上がります。


そのためには、日頃から救命処置のシミュレーションを行い、いざという時にしっかりと行動をできるようにすることです。

YMCAでは、参加者の皆様に関わるスタッフ、リーダーが定期的なCPR講習会を受講しております。安心して、YMCAプログラムにご参加をいただければと思います。

※YMCAでは、CPRの方法を動画配信をしております。ぜひご家庭でもご確認ください。
https://www.yokohamaymca.org/event/2020_watersafety/

                                 (横浜北YMCA 小田切)