2015年2月28日土曜日

はじめてだらけの水泳大会

横浜北YMCA東日本水泳交歓会のご報告


2月11日(水)に東京にある東陽町YMCAで、東日本水泳交歓会が行われました。この交歓会は、日頃の練習成果を発揮すると共に、水泳を通して東日本地区のYMCA同士の交流を深めることを目的としている水泳大会になります。また、この大会はタイムを計ることが初めてだったり、水泳大会に出場したことがないお友だちにもぜひチャレンジしてもらおうと25m種目から設定されており、幼児さんも出場できます。横浜北YMCAからは、もちろん初めて!と言うお友だちが半数以上の25名のお友だちが参加しました。

 それぞれ大会まで日々の練習の中で意識し、冬休みの特別練習会では普段のフォーム練習に加え、スタート、浮き上がり、ターン、ラストスパートなど、より速く泳ぐための細かい練習も行いました。また、普段横浜北YMCAでは水深が浅く、飛び込みができませんが、大会当日は可能なため飛び込みができる他のYMCAへみんなで練習に行きました。いつもより30cmも深いプールに最初はおっかなびっくりでしたが、果敢に飛び込み練習に打ち込み、初めての経験をとても楽しみながら着々と準備を進めてきました。

 大会当日は朝からみんなとても緊張しており、前日の夜もなかなか眠れなかったのか移動中のバスの中では寝ている子もいました。しかし、大会が始まると「あっというまだった!」、「飛び込み意外と大丈夫だった!」、「ベスト出た!」と競技が終わるとすぐに報告しにきてくれました。また、「ターン失敗した!」、「上位に入りたかった!」と悔しい思いをしたお友だちもいましたが、その気持ちを今後の練習の糧として次の大会にもどんどんチャンレンジしていってもらいたいと思います。
本当に初めてだらけの大会で不安が多かったかと思いますが、一緒に出場するお友だち同士励まし合ったり、時にはよきライバルとして練習や大会に望むことができました。勇気を出して一歩踏み出し、新しいことにチャレンジしたことは貴重な経験となり大きな成長につながったと思います。
 (横浜北YMCA 林 陽子)

2015年2月25日水曜日

たくさんの方が賛同してくれています!

横浜北YMCA・PINK SHIRT DAY の取り組み
2月25日(水)、本日はPINK SHIRT DAYです。いじめのない社会を目指すために、いじめについて考え、行動を起こす大切な日です。横浜北YMCAを支えてくださっている横浜つづきワイズメン&ウィメンズクラブの方々もこの活動に賛同してくださいました。みなさんもぜひピンクシャツを着て、私たちと一緒にいじめ撲滅への第一歩を踏み出しましょう。
(横浜北YMCA 生井知三)

2015年2月24日火曜日

自然の中から新たな発見!!

横浜北YMCA・アウトドアクラブ2月活動のご報告

2015年2月14日(土)~15日(日)アウトドアクラブの2月活動を長野県にあります高遠青少年自然の家にて行いました。横浜北YMCAのアウトドアクラブでは、年間を通じて月に1度、日帰りまたは宿泊プログラムを実施しております。今月の活動は、1泊キャンプで『雪あそび』を行いました。
1日目の雪あそびでは、雪だるまなどを作るだけではなく、スノーシュー(雪上を歩くための道具で短いスキー板の様なもの)を履きながら林間コースを散策しました。散策しているうちに、動物の足跡を発見したり、川が凍っている上を歩いてみたりと横浜では味わうことができない貴重な体験をすることができました。その他では、かまくらづくりに挑戦したり、雪のすべり台で遊びました。夜のプログラムでは、高遠青少年自然の家のプラネタリウムをお貸りして、長野県で観れる四季の星空を映像で観ました。1日目の夜の天気は、とても冷え込んでいましたが夜空に輝く星ははっきりと見え、プラネタリウムで覚えた星を探しながらロッジ(宿泊場所)に戻りました。
 
2日目は、そりあそびを行いました。長さは、100~120m程もあるコースです。ひとりで正座をしながら乗ってみたり、うつ伏せでそりに乗ってみたり、子どもたち同士で連なって滑ってみたり様々な滑り方で大いに楽しみました。初日から帰るまで自然豊かな環境のなかで思いきり遊んだ2日間でした。
あたり一面が雪でいっぱいだった今回のキャンプは、子どもたちにとって普段体験することできない貴重なものとなったかと思います。私たちの団体だけではなく、他団体の方々との集団生活では、子どもから成人の方々と関わる機会もあり、子どもたちにとってはとても良い経験になりました。次回で今年度の活動も最後になります。親子で参加できる野外炊事と一年間の振り返りをしたいと思います。
(横浜北YMCA 伊東紗佳)

2015年2月11日水曜日

自信につながるキャンプ

 横浜北YMCA・冬のハーモニーキャンプのご報告

 2月7日~8日、御殿場・東山荘において「冬のハーモニーキャンプ」が行われました。このキャンプは、友だちとの関わりがうまくいかない・自分の思うことがなかなか言い出せない・泊まりに行くことがちょっと苦手…そんな子どもたちが参加します。不安もありますが、少し頑張って過ごす2日間は彼らの自信につながります。

 このキャンプのメインは“さるボード”これは、東山荘のさるリーダーが開発したそりのようなものです。腹這いになって乗ったり、座ったりして雪の上を滑ります。前々日の雪でキャンプ場にもすでにたくさんの雪が積もっていたので、初日からキャンプ場の中でさるボードの練習です。みんな様々な滑り方で楽しんでいました。「一緒に滑ろう!」と声をかけ、みんなで並んで滑ったりもしました。
いよいよ2日目は富士山5合目に行って、本番です。富士山に向かう途中雪が降ってきて、雪の中の“ふじさんぽ”となりました。さるボードで少し遊び、そのあとは雪の広場で雪合戦やトンネルをつくって楽しみました。神奈川ではなかなか見ることのできないさらさらの雪にみんな大興奮でした。
キャンプは生活です。いつもと違う場所や人との関わりの中で、多くの学びを得ることができます。何度かメンバー同士でぶつかってしまうこともありました。ぶつかってしまうのは相手の気持ちがわからなかったり、自分の気持ちが上手く伝えられなかったりするからです。その間をリーダー(指導者)が少しフォローすることで、彼らは仲良く遊ぶことができます。そして、仲直りをすることで彼らの成長にもつながります。このキャンプでは、開村式でみんなに①自分のことは自分でする②楽しいことをたくさん見つけることをお願いしました。キャンプの最後にみんなにできたかどうか聞くとたくさんの手が挙がりました。そして友だちのいいところを見つけられたお友だちもいました。たくさん遊んで、たくさんケンカして、たくさん成長できたキャンプでした。来年度も夏季と冬季で実施予定です。ぜひご参加ください。
(横浜北YMCA 尾原萌子)

2015年2月4日水曜日

好きなことの幅を広げる

横浜北YMCA・発達障がい支援トライアングル アウトドアトライ1月活動のご報告

1月31日(土)、横浜北YMCAではアウトドアトライ1月活動「ボルダリングをしよう!」を実施しました。今回は、誰でも気軽に始められるボルダリングに挑戦です。YMCAに集合して、バスでクライミングジムまで向かいます。乗る前にバスの中での約束を確認すると、声の大きさなど全員しっかりと気を付けることができました。
ジムに到着するとたくさんの石の壁にみんな驚いた顔を見せます。準備体操をしっかりしてから、いよいよ挑戦です。ほとんどの子どもたちが初めての挑戦だったので、最初はどう登っていいかわからず、すぐに落ちてしまいました。ですが、ジムのインストラクターの方に教えてもらいながら何度も挑戦するとどんどん上手になります。少し登れるようになると子どもたちも楽しくなり、「リーダ―(指導者)登っていい?」と聞きながら自ら登っていきました。ゴールの石をつかむと「いけたよ~!」と嬉しそうに話してくれました。たった2時間という時間でしたが、その中で一人ひとりの成長をとても感じました。
ジムをでて近くの公園でお弁当を食べ、少し遊んでからYMCAに戻りました。戻る途中でスーパーにてグループごとに果物とフルーチェを相談して買い、おやつ作りをしました。何にするか一人で決めずに相談するスキルも大切です。ケンカすることなく決めることができていました。そして最後にすごろくを作って遊びました。どんなすごろくを作るのか、ここでも相談することが求められます。意見がぶつかりながらも、譲ったり意見を組み合わせたりして楽しい時間を過ごすことができました。

発達障がいのある子どもたちは自分の興味のあることだけに偏りがでたり、友だちとのやりとりが難しかったり…グループでの活動が苦手な子が多いです。このアウトドアトライでは、たくさんのことを経験する機会を設け、様々なことに挑戦するきっかけを作っていきたいと思います。また、友だちやリーダー(指導者)との関わりを通して、グループでの活動の難しさと楽しさを伝えられたらと思います。今回の活動では、子どもたちの好きなことの幅を広げ、今後の趣味へとつながればと願います。来年度もアウトドアトライは実施いたします。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
(横浜北YMCA 尾原萌子)