2021年7月7日水曜日

小学校で、水上安全について学びました。

 横浜北YMCA:ウォーターセーフティキャンペーン対外指導のご報告

横浜YMCAでは、6月~9月の期間中、ウォーターセーフティキャンペーンを実施しております。夏になるにつれ、海や川など水辺へ行く機会が増えていく中で、万一服を着て水に落ちてしまった際、どう行動すれば自身の命を守ることができるかを学んでいきます。

本日は、横浜市の小学校にお邪魔し、水上安全についての講習会を実施しました。

水の事故が多く起きる状況は水遊びをしているときで、本来予期せぬ状況で水に落ちてしまい、事故が起きるケースが多くなっています。また、水の事故は海で多く起きています。海はプールと違い、波や流れがあり、プールよりも溺れる危険性が多くなります。このように、水の事故がどのような状況で、どこで多く起きているのかを最初に確認しました。

その後、溺れている人を見つけた際は、子ども1人で助けに行かずに119番通報をすること、救助がくるまで浮くもの(ペットボトル等)を投げることが大切とお話ししました。


また、自分が誤って水に落ちてしまった際、最も大切なのは、「浮いて待つ」ことです。服を着た状態で泳いでしまうと、服は水を吸って重くなるので体力を奪われ泳力が高い人でも溺れてしまいます。なので大原則の「浮いて待つ」ことが最も大切だということを伝えました。

年間で600人程度の方が水の事故で命を落としています。YMCAでは水の事故で亡くなる方が1人でも少なくなるよう、対外指導などを実施し、万一の際に自身の命を守る方法を伝えています。

今回の講習会により、多くの子どもたちが、安全に、そして楽しく夏を過ごしてくれれば嬉しく思います。


(横浜北YMCA 小田切)