2020年3月1日日曜日

サッカークラブU-8 活動報告

 2月16日(日)レコスリーグの最終戦がドイツ学園で行われました。結果としては敗れてしまいましたが、小雨が降る中、選手たちは一生懸命走り、ボールに食らいつきよく頑張りました。
 レコスリーグは今年度初めて参加したリーグでしたが、1年間を通しての成長がみられた試合だったと思います。
 振り返ってみると4月はピッチに立っても「僕は今何をしているのだろう?」「サッカーって何?」のような選手もいれば、自分の都合の良い時だけ頑張り、負け始めたらとたんに動かなくなったりと自分のやりたいプレーしかしない選手もいましたね。
もちろん選手たちはまだ7歳、8歳なので子供の成長を考えると当然反応です。
 でも彼らはサッカーを通じて、練習や試合を通じて成功や失敗を繰り返しながら、少しずつですが個人としてもチームとしても成長してきたなと感じています。
 YMCAでは1・2年生17名全員でこのリーグに参加し、試合に出場する際は1年生、2年生ミックスのチーム編成で挑みました。そうすることで2年生は試合に慣れていない1年生を助けられるようになり、1年生は2年生に助けてもらいながらどのようにプレーをすれば良いかを学び、少しずつサッカーらしい動きができるようになってきました。
 サッカーというスポーツの良い所は個人のスポーツとは異なり、チームスポーツとして仲間と協力して勝利という目標を目指す経験が得られること。特に自分だけの頑張りだけではどうにもならない経験が得られると思います。
「僕はがんばっていたのに・・・」
「あいつがミスしたから・・・」
大人になっても経験のあるような言葉ですね。
でもYMCAでは・・・
「自分で頑張ることは大切。でもそれ以上に助け合う気持ちが大切だよ」
と伝えています。

〇「何でボールを取られるんだよ!」
ではなく
「こっちも空いていたよ。ドリブルだけでなく、もっとパスも使っていこうぜ!」

〇「簡単に抜かれるなよ!」
ではなく
「相手選手はスピードがあるから気をつけていこう!」等々

サッカーが上手でもミスを指摘する選手になるのではなく、仲間を助ける、チームが良くなるために指摘ではなく提案できる。そんな選手になってほしいと思っています。
まだまだ1年生、2年生ですので言い争いやケンカはありますが、そういう過程を通じて仲間を思いやる、リスペクトをできる選手になってほしいと願っています。
1・2年生一緒に試合をしたことにより、選手たちも思いやりのある選手になってくれたと思います。
4月からは学年が1つ上がります。1年生は2年生に、2年生は3年生に、選手たちの成長した姿をリーダーたちは楽しみにしています!

保護者の皆様
1年間温かいご声援ありがとうございました!保護者の皆様の温かいご声援で選手たちはのびのびとプレーできました。4月からもよろしくお願いいたします。

※試合中の写真をほとんど撮れなかったので試合前後の写真を掲載しています。
















なお横浜北YMCAサッカークラブでは随時無料体験を実施しています。
ご質問等がございましたらお気軽にサッカー担当の内田までご連絡ください。
https://www.yokohamaymca.org/event/bc_2019_child_soccer/

横浜北YMCA 内田 暁也