横浜北YMCAでは、発達障がいを持つ子どもたちが個別学習やソーシャルスキルを学ぶためのプログラム、「トライアングルクラス」を毎週月曜日に実施しています。
クラスは幼稚園年長から小学１年生、小学2年生から５年生、小学６年生から中学生、中学生から高校生までの４クラスに分かれて子どもたちが在籍しています。
個別指導では、オリジナルプリントを使いながら「社会で生きていく力」を身につける学習をしています。
ソーシャルスキルトレーニングでは、遊びやスポーツを通じて友だちとの関わりや年齢に応じた生活のマナーやルールを学んでいます。
冬休み前の最後のクラスでは、「お楽しみ学習」の日になります。前半の学習の時間は、たくさんあるプリントから自分がチャレンジしてみたいものを選び、学習します。100点をとるためにみんなが集中して机に向かっていました。
後半のソーシャルスキルトレーニングでは、自分で作ったクリスマス工作でボーリングや輪投げをしたり、
宝さがしゲームでクリスマスプレゼントを友だちと協力し、探したり楽しくすごしました。高学年のクラスでは、一か月前から準備をして、「クイズ」「マジック」「ダンス」の３つの出し物を発表しました。それぞれ練習した成果を出すことができ終わった後には「うまくできてよかったー！」と安心している様子が見られました。
中学生から高校生のクラスでは、クリスマスパーティーを行いました。グループごとにそれぞれ企画を提案し、その中から1つの企画を決めていきました。選ばれたのは「日本各地のものを食べよう」というものです。
北海道はポテトチップス、栃木は餃子、東京は雷おこし、広島はもみじまんじゅう…などなどそれぞれの地で有名なものを一つずつ選びそれをみんなで楽しくテーブルを囲いながら素敵な時間を過ごしました。
冬休み前のクラスはこれで最後となりますが、この冬には、キャンプや体操や水泳のクラスが行われます。素敵な体験ができますように。一足早いですがメリークリスマス！
（横浜北YMCA オルタナティブ事業部 前橋 あかね)