2016年9月20日火曜日

KSK

アウトドアクラブ 9月活動報告

9月17~19日(土~月)御殿場市『国立中央青少年交流の家』にて2泊3日のキャンプを実施してきました。アウトドアクラブでは、「自分はこういうことが出来る!」「お友だちのいいところを見つけた!」などグループ活動を通して、子どもたちの成長を育みます。今月の活動は、今年度前期のグループ活動が最後ということで、K(今月はアウトドアクラブ前期)S(最後の活動)K(協力しよう!!)とテーマを掲げ、4月からの活動をふりかえったアクティビティに挑戦しました。

 1日目は7Kmのコースをウォークラリーに挑戦しながら、グループ全員でゴールまで歩こうと目標を立て実施しました。低学年の子どもたちは「足が痛い...」「疲れた...」など言いながらも頑張ってゴールしていました。アウトドアクラブに入った当時は、みんなについていくのが必死でしたが、今回は、「がんばれー!!」とお友だちの応援をし、周りを鼓舞するムードメーカーへと成長した姿を見ることができました。

 夜は、最後の夜に子どもたちで企画したキャンプファイヤーの練習会。それぞれが役を担い、はりきって次の日に備えました。

 2日目は朝から大雨...しかし子どもたちは雨には負けません。雨は普段室内で過ごす私たちですが、「雨最悪~ あ!?カタツムリ~♪」とアウトドアクラブでは雨だからこそ見える景色があります。
午前中は室内で、3日目のビーチバレーボール大会で持ってきたボールを使い、みんな100回ラリーに挑戦しました。バレーはアタックのイメージが強いのか、10回も続かないうちに下へ叩き込む子どもたち...しかし!?みんなで話しながら『上に上に!』とボールを高く上げ、100回ラリーに成功♪
 午後は、野外炊事で“ほうとう”を作る予定で、その食材を得るために、施設内に隠された食材カードを探すフードハンティングラリーをしました。雨の中でレインコートを着て、濡れながらも「食材が無ければ食べれない」とがんばりました!野外炊事は、だいぶ慣れてきた手つきで調理火おこしに臨んでいました。『そば作り』の体験を活かしほうとうを切り、以前の活動をふりかえりながら作りました。雨で肌寒い中ほうとうは体を温め、とてもおいしっかたです。
 夜はいよいよみんなで準備したキャンプファイヤー!雨だったためキャンドルファイヤーを実施しました。司会、火の神、精霊、風の神など各々がキャンドルファイヤーを彩ります。また、各グループで出し物を用意し発表しました。全体では『ジンギスカン』をダンスしたり、歌を歌って最後の夜を楽しみました。
 
 3日目は午前中に『ビーチバレーボール大会!』。2日目の練習を活かしてグループ対抗戦!どのチームもしっかり上にボールをレシーブし、協力した成果がとても現れていました。
 午後は今回のキャンプと前期のふりかえりをしました。なにが楽しかったのか?どうして達成できたのか?など、いつも以上にふりかえりを書く子どもたち。楽しかった思い出もそうですが、自分が何かひとつでもできることが増えた!お友だちと協力して達成できた!など自分の成長につながりを感じている様子でした!

 アウトドアクラブでは、長い距離を歩いた!競争で勝った!と結果ももちろん大事ですが、その過程の中で、どう子どもたちが成長するか、お友だちと協力できたのかを大事にしてます。
後期は新たなグループとなります。さらなる子どもたちの成長が楽しみです。


また新しい冒険をみんなで探しにいこう!!

横浜北YMCA アウトドアクラブ
田北 孝紀