2016年5月22日(日)、鶴見養護学校にて第2回「 トライシュート」を実施し、13名の子どもたちが参加してくれま した。
今回のクラスでも「聞く時間」・「見る時間」・「行う時間」の3 つの時間に分けて行うことが伝えられます。準備体操、ウォーミングアップ、ボールを持たない練習、 ボールを使う練習、ゲームの順にクラスを進めていきます。 最初は「聞く時間」 と伝えても中々意識を向けられないメンバーもいましたが、 少しずつ切り替えることができ、 リーダーの声かけがなくても静かに聞くことができるようになりま した。
このイベントに何度か参加してくれているメンバーには、 多くの成長が見られています。初めて参加したときには、 試合で相手に点を入れられ泣いてしまったメンバーが、 今日は相手に点を入れられてもすぐに切り替えられ、 負けじと自分もシュートを打つことができていました。
また、ボールコントロールが上手に出来るようになり、 リーダーに「できたよ!」 と笑顔で教えてくれる場面もありました。積み重ねは大切ですね。
最後のふりかえりではゲームで負けてしまっても泣かない、 大切なことは勝ち負けだけでなく諦めずに頑張ることだと学びまし た。
グループでの活動が苦手であったり、 運動自体が苦手な子どもたちにとって新しいスポーツに参加したり することは勇気のいることです。また、 学校などで大きな集団の中では、 なかなかボールを触れない子どもたちもいます。このクラスが、 彼らにとって楽しい時間となり、少しでも“ サッカーは楽しいもの”、“またやりたい” と思ってもらえるように、 上手にできたと自信をつけてもらえることを目標に今後も継続をし ていきます。
(横浜北YMCA 宮原あずみ)