2015年11月17日火曜日

みつけよう!ジャンボリィィネ!!


アウトドアクラブ11月活動報告

1114.15日(土・日)富士山YMCAにて、横浜北、中央、川崎YMCAのアウトドアクラブ合同でジャンボリー(野外炊事&秋の大運動会)キャンプを実施しました。天候は残念ながら雨で、予定していた大運動会は中止となりました。しかし、雨の恵みを感じながら、霧に包まれた富士山YMCAの草原を子どもたちが走りまわる様子を見ると、雨は決して悪いものではありません。アウトドアクラブの子どもたちは、状況に対応する力を持ち、自然に身を置くことで、多くのことを体験してきました。

 今回のテーマは『みつけよう!ジャンボリィィネ!!』。3つのYMCAが集まり、混合グループでの活動の中で、自分の新たな一面、お友だちの素敵なところ!を見つけようとジャンボリーとイイネ!をあわせた言葉です。




 1日目、富士山    YMCAに到着すると、今年初めて参加する子どもたちが多く「ひろーい」と広大な敷地の富士山YMCAに驚いていました。雨じゃなければ、いっぱい走らせてあげたかったと思うぐらいでした。

快晴時の富士山YMCA
晴れていれば、満天の星空☆
























 

 キャンプは、開村式から始まります。式では、キャンプの無事を旗に祈願し、旗揚げを行います。そして、旗に見守られ、キャンプスタート!3つのYMCAのお友だちが混合で、グループになり、野外炊事に向け、チームワークを高めるレクリエーションを通して、はじめてのお友だちとの距離を縮めていきます。緊張していた子どもたちは、リーダーから、知っている子、違うYMCAのお友だちとみんなで話すようになり、一つのチームを作り上げていました。





 










 


 野外炊事では、レクリエーションでグループごとに野菜をゲットし、カレー、シチュー、ポトフ、豚汁をつくり、一緒にご飯を炊きました。火はどうやったらつくのか?野菜の切り方は何切り?など子どもたち同士話し合い、学年の大きい子どもが低学年に教えていました。かつては、わんぱくだった川崎YMCAの高校生の男の子が、小学1年生の子の面倒を見ている様子を見て、いつか、横浜北YMCAの低学年の子どもたちも自らが楽しみ、年下の子どもたちを面倒見るようになっていくのかと思うと、今からとても楽しみです。出来上がりは、各グループで獲得した野菜がちがうため、同じものを作っていても、それぞれ味が異なりとてもおいしくいただきました。「カレーを作りたかったー!」と最初納得いかなかった男の子が、自分たちで作ったシチューを大盛り食べていた様子がとても微笑ましく、印象的でした。





 













 夜は、キャンプと言えばキャンプファイヤー!しかし“雨”...
そのため、室内でキャンドルファイヤーを行いました。富士山YMCAはログハウスのため、キャンドルの火が温かみのある雰囲気を作ってくれました。
キャンプファイヤーテーマは、『ジャンボリィィネ王子の戴冠式』。王子の祝い最中、ヨクナイネ大王が現れ、王冠を奪ってしまいます。大王から課されたミッションを、団結してクリアし、王冠を取り戻すものでした。王子も大王もとても盛り上げてくれて、子どもたちも大興奮!無事王冠を取り戻し、王子と共に歌をうたい1日目のプログラムが終了しました。
キャンドルファイヤー

王子と大王の和解

ヨクナイネ大王














































2日目 朝早くから目覚める子どもたちは、元気いっぱい!しかし、またしても外は雨
ただ、霧雨だったため、真っ白などこまでも続く草原を、ひたすら走る子どもたちは、それだけでも楽しそうでした。
1年生組!お泊りももうへっちゃら♪

走れ~!

 
 









 








 








 運動会が中止のため、室内でクイズラリーをし、レクリエーションをしました。全体で楽しむ最後のプログラムは、一致団結がポイント!子どもたちとリーダーが一つになり、ゲームを楽しみました。プログラムが終わり、昼食までの時間、雨が上がったので、外で遊ぶことになりました。子どもたちは、まるで解放されたかのように、草原を走り回ったり、ハンモックに乗ったり、富士山YMCAの敷地内を駆け回っていました。

富士山もいたよ!

いっぱいあそんだね~♪





























最後には、アウトドアクラブのキャップをプレゼント!プレゼントをもらった喜びをそのままにみんなで写真を撮り、解散しました。
 
記念ぼうしプレゼント☆

ジャンボリーコール!













 

 今回の活動は、3つのYMCAが合同でキャンプを行ったため、各YMCAの子どもたち、リーダーがうまく化学反応を起こし、大いに盛り上がりました。普段一緒に活動していないリーダーやお友だちとの関わりは、子どもたちにとって財産になるのではないのでしょうか。キャンプの朝は、朝の集い(歌をうたう、お話、お祈り)を行います。そこで、リーダーが様々な話をしてくれます。「人は生まれてから3万人の人と出会います。その中で、本当に仲良くなるのは、100人ほどです。」というお話が今回ありました。
今回ジャンボリーキャンプで集まった人数は、約100人です。全員と関わることは難しかったと思いますが、みんなの思い出に残る100人、キャンプであったとプレゼントの帽子を見て思い出してほしいなと願います。

 また、子どもたちの成長、笑顔が見ることのできた活動でした。これからも子どもたちの成長や笑顔を見られるように、アウトドアクラブは様々なことにチャレンジしていきます。
ぜひ、遊びに来てください!ジャンボリィィネ!!
 
横浜北YMCA アウトドアクラブ担当
田北 孝紀