2018年10月12日金曜日

野外活動のすすめ ~本物との出会い~

だんだんと肌寒くなり、過ごしやすい秋を迎えましたね。今年のあつーい夏での川や海遊びを経て、アウトドアクラブは秋・冬の野外活動へと移ります。秋・冬の活動では野外炊事で美味しいものを作ったり、雪山に行ったりなど楽しみは盛りだくさん!

 そこで、今回は″野外活動のすすめ“紹介します。
「この高い木に登りたい!」「火が燃えているのが面白い」「海をなめたい!」。子どもたちが野外活動を通して、見かける場面です。私たち大人が当たり前だと思っていることは子どもにとって興味の的です。アウトドアクラブの子どもたちは、毎月の活動の中で感性を生かし、様々な体験をし、“リアルな体験”を積み重ねています。

リアルな体験~本物との出会い~
 みなさん、火は熱いものですよね?これは子どもたちも知っています。しかし、火でグツグツ似ているお鍋は熱いでしょうか?もちろん熱いです。しかし、かつてキャンプで素手で熱しているお鍋を触ろうとした子どもを見たことがあります。
 現代では、便利な生活や過度な安全管理に伴い、子どもたちの“体験”が乏しくなっていると言われています。もしかしたら、その子どもの家では、IHのコンロで火と関わる機会が少なかったのかもしれません。また、普段食卓に並ぶ、肉や魚、野菜の本来の姿を想像することも苦手かもしれません。キャンプでニジマスをさばきました。血や内臓を見ることができず、「食べれない...」と言っていた子どももいました(食事になるとバクバク食べていました笑)。

 便利な生活になってあまり困らないんじゃないか?と思うかもしれません。しかし今後、生きていくうえで逆に困ることが増えていくと感じています。野外活動は、“生きる力”を養い、そして“本物の出会い”を通して、子どもたちの成長のきっかけになります。
 野外活動の成果がすぐにでるとは言い切れませんが、子どもたちが生きていく中で、“豊かな人生”を送れると私たちは信じ、横浜YMCAは野外活動を実施しております。

 ぜひ、お休みはご家族で自然に飛び出し、“リアルな体験”を通して、楽しい時間を過ごしてくださいね。また、横浜北YMCAでもアウトドアクラブ(野外活動)で様々な体験を用意しておりますよ!

アウトドアクラブホームページ


横浜北YMCA アウトドアクラブ担当
田北 孝紀(たっきーリーダー)