【横浜北YMCA・発達教育支援 アウトドアトライ11月活動のご報告】
11月12日(土)~13日(日)、横浜北YMCAではアウトドアトライ11月活動「ツリーイングをしよう!」を実施しました。アウトドアトライは友だちとのコミュニケーションが苦手、初めてのことは不安…といった子どもたちのための野外活動プログラムです。今回は、富士山YMCAにて一泊のキャンプを行いました。
みんな大好き新幹線 |
新横浜駅に集合し、予定と約束を確認してから新幹線に乗って新富士駅まで向かいます。新幹線の中では、友だちとおしゃべりをしたり、外の景色を見たり…とそれぞれに過ごしていました。約束をしていた声の大きさにも気を付けることができていました。
富士山YMCAに到着し、お昼ご飯を食べた後はツリーイングに挑戦です!ツリーイングとはひもを使った木登りです。身体を上手く使いながら、ひもで上に登っていきます。初めての子も多く挑戦する前は「怖い…」と言った声も聞こえましたが、全員チャレンジすることができ、少し高くまで到着すると「ここまで登れたよー!」と嬉しそうな顔を見せてくれました。その後のグループタイムもすすきの迷路に行ったり、しゃぼん玉をしたり、凧揚げをしたり…とそれぞれに広い富士山YMCAの中で思いっきり遊ぶ様子が見られました。
ツリーイングに挑戦! |
二日目は、隣のまかいの牧場へ向かいました。馬やうさぎや羊などにエサをあげたり、乗馬に挑戦したりアスレチックに挑戦したりと怖がりながらも楽しむことができました。
食べてくれるかな |
きれいな富士山が見れました! |
初めは、自分のことが終わったら、どんどん先に行こうとしてしまうメンバーも“グループで活動する”ということを伝えていくと最後には自分から「みんなが終わるまで待つよね?」と聞く姿が見られました。たった二日間と短い日程でしたが、メンバー全員それぞれに成長を感じることができました。
発達に課題がある子どもたちは自分の興味のあることだけに偏りがでたり、友だちとのやりとりが難しかったり…グループでの活動が苦手な子が多いです。このアウトドアトライでは、たくさんのことを経験する機会を設け、様々なことに挑戦するきっかけを作っていきたいと思います。また、友だちやリーダーとの関わりを通して、グループでの活動の難しさと楽しさを伝えられたらと思います。
(横浜北YMCA 尾原萌子)